Duolingoの代わりに使うアプリ9選:学習者が本当にすすめているもの
Duolingoをやめた人の話には毎回同じアプリが出てきます。Anki、Memrise、Busuu、Babbel、Pimsleur、VocaFlareが実際に得意なこと、そして話す部分を埋めるのはどれかを整理しました。
語学コミュニティで何度も話題になる投稿があります。連続記録341日の人が、学習中の言語で行われる家族の食事会に5時間座り、ほとんど一言も話せなかったという話です。コメント欄は、国も訛りも違うだけで中身は同じ体験談で埋まります。10年使った人のレビュー。Redditには「Duolingoをやめる人たち」という名前のコミュニティまであります。「1000日でやめました」という投稿もあります。
面白いのは不満そのものではありません。返信がいつも同じ短いアプリのリストに収束するのに、なぜそのリストが機能するのかを誰もほとんど説明しないことです。ここではリストと、その裏側にある理屈を並べます。
短い答えは、語彙はAnki、リスニングはMemrise、話す練習はVocaFlare AIです。長い答えと理由は以下にまとめます。
Duolingoをやめた人がRedditで言っていること
この種のスレッドを50本読むと、四つのパターンが見えてきます。
連続記録そのものが目的になる。 23時58分にアプリを開き、すでに覚えきったレッスンをタップする。習慣だけが生き残り、学習は静かに止まります。
本当の会話は上位プランの中にある。 AI会話機能はありますが、対応言語が限られ、しかも高いプランの中です。多くの人は自由に話す機能に一度も触れません。
ミニゲームが水増しに見える。 「このゲームは意味がないし時間の無駄」は実在する投稿タイトルで、何百もの支持を集めています。「Duolingoは子ども向けになりすぎた」という声もあります。
自分から文を作る場面が一度もない。 ここが核心です。利用者はタップし、線をつなぎ、選択肢を選びます。誰かが先に用意していない文を自分で作る機会はほとんどありません。この空白こそ、内容は全部わかるのに話す番になると固まってしまう理由です。

よく名前が挙がるアプリ
Anki
どのスレッドでも最も推薦され、始めるのが最もつまらないツールです。間隔反復方式の単語カードアプリで、パソコンとAndroidでは無料。ただ一つのことだけは誰よりも得意です。一度出会った単語を、半年後にも忘れさせません。
得意なこと:長期的な語彙の定着、試験対策、カードの完全な管理。
苦手なこと:それ以外すべて。コースもカリキュラムもなく、画面は2008年風です。経験者の助言もはっきりしています。最初は共有デッキを使い、3000枚を手作りしようとしないこと。
Memrise
Ankiの親しみやすい兄弟分で、ネイティブが自然な速度で話す短い動画が付いてきます。推薦される理由はこの動画です。同じ文を12人の違う口から聞くほうが、スタジオ収録の一つの声より耳がはるかに速く育ちます。
得意なこと:本物の発音付きの語彙、リスニングの準備運動。
苦手なこと:文法の説明と、中級の壁を越えること。 クリップは耳を鍛えてくれますが、向こう側から返事は返ってきません。その違いはMemriseとVocaFlareの比較で詳しく扱っています。
Busuu
きちんとしたコース構成に加えて、はっきりした特徴が一つあります。書いた文も話した音声も、コミュニティのネイティブが添削してくれること。代わりにあなたも相手の課題を添削します。
得意なこと:家庭教師にお金を払わずに、自分のアウトプットへ人間の反応をもらうこと。
苦手なこと:速度。添削は相手の気が向いたときに届き、質も丁寧な解説から一言返信まで幅があります。 誰かの気が向いたときではなく、その場で直してほしい場合はBusuuとVocaFlareの比較が参考になります。
Babbel
リストの中で最も「講座」らしい存在です。大人向けの実用的な会話を軸に、文法は推測させるのではなく説明します。1レッスンは15分程度で、仕事や旅行で言語を使う前提で作られています。
得意なこと:構成と説明がほしい初心者、ヨーロッパ言語。
苦手なこと:対応言語の幅と価格。無料のアプリ群と比べるとかなり高めです。 同じような筋道をこの価格なしで求めるなら、BabbelとVocaFlareの比較を見てください。
LingoDeer
専門特化の選択肢です。日本語話者にとってはむしろ逆方向、つまり韓国語や中国語の学習で名前が挙がります。ラテン文字前提の設計では崩れてしまう言語のために作られており、アジア言語のコミュニティでは繰り返し推薦されます。
得意なこと:文字体系、言語の仕組みを尊重した文法解説。
苦手なこと:初級を超えてからは、これ一本では足りません。
Pimsleur
音声のみ、1日30分、すべてが思い出す訓練です。指示を聞き、声に出して答え、正解を聞く。方式自体は50年前のものですが、歩きながらや運転しながらでも口が勝手に文を組み立てるようになる道としては今でも最速です。
得意なこと:発音、反射的な想起、手が塞がっていてもできる練習。
苦手なこと:語彙の量、読み書き、時間あたりの費用。 さらに録音は固定です。こちらが何を言っても、レッスンは同じところから進みます。PimsleurとVocaFlareの比較は、まさに固定音声と生の返答の違いについてです。
Lingonaut
この話題で最も新しい名前です。非商業的な選択肢を探す動きから生まれた、完全無料のコミュニティ開発プロジェクト。追いかける価値はありますが、まだ若く、多くの言語ペアで内容が薄い状態です。
得意なこと:費用がかからないこと、課金の罠がないこと。
苦手なこと:今のところ、深さとコースの完成度。
italkiとPreply
これらはアプリというより、1時間いくらで生身の講師を探すプラットフォームです。真剣な議論は最終的にここへ行き着きます。会話に関しては、生身の相手がいまだに最上の手段だからです。
得意なこと:無制限の実際の会話、続ける強制力、自分専用の訂正。
苦手なこと:費用と予定調整。多くの人は週に1、2回が限界で、残りの5日が空きます。 残り五日をどう埋めるかは、italkiとVocaFlareおよびPreplyとVocaFlareの比較が参考になります。
VocaFlare AI
上の八つがどれも無料では渡さないもの、つまり自由会話を渡します。VocaFlareはレッスンツリーではありません。AI講師と声に出して話し、話題は自分で決め、台本をなぞらされることもありません。基本の会話練習は50以上の言語で無料です。
訂正の強さは自分で決めます。やさしめ、バランス、厳しめの三段階です。六人の講師から一人を選べます。Voca、Sophia、Mateo、Yuki、Camille、Emreで、それぞれ声もアクセントも違います。話題が思いつかない日にはロールプレイのシナリオや英語の音声ストーリーがあります。相手に人がほしい日は、練習ルームが近いレベルの相手とつないでくれます。Vocaが進行役として入り、終わりに訂正と復習すべき単語がまとまります。
強い点は、会話が無料プランに入っていること、フィードバックの強さを調整できること、単語帳と英語レベルチェックが同じアプリの中にあることです。
弱い点は、番号のついた道筋が手を引いてくれないことです。今日何をやるかは自分で決めます。アプリに指示してほしい人にとっては、これは実際に欠点になります。
一行ずつ見比べたい場合は、VocaFlareとDuolingoの比較がそのために書かれています。
早見表
| ツール | 無料版 | 会話練習 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Anki | あり(iOSは有料) | なし | 語彙を確実に残したい人 |
| Memrise | 制限あり | 動画の後に復唱 | 聞き取りと発音を鍛えたい人 |
| Busuu | 制限あり | コミュニティ添削 | 自分の文に反応がほしい人 |
| Babbel | 体験のみ | 台本つき会話 | 構成された初級講座がほしい人 |
| LingoDeer | 制限あり | 台本つき会話 | 韓国語や中国語を学ぶ人 |
| Pimsleur | 体験のみ | 常時、音声のみ | 想起と発音を鍛えたい人 |
| Lingonaut | 完全無料 | ごく少ない | 広告なしで無料に学びたい人 |
| italki / Preply | なし | 実際の会話 | 費用を払って話したい人 |
| VocaFlare AI | あり | 自由な会話 | 今週から話し始めたい人 |
良い回答に共通する一点
この表を「自分に何を要求するか」で並べ替えると、はっきりした共通点が出てきます。すすめられているのは、あなたに何かを自分から出させるツールです。思い出した単語、声に出した一文、誰かが直してくれる段落。逆に人が離れていくのは、アプリが文を作り、あなたは確認するだけのツールです。
アプリを渡り歩いても解決しない理由もここにあります。タップするアプリを別のタップするアプリに替えても、変わるのはマスコットであって方法ではありません。壁を抜けるのはたいてい、きれいなレッスンツリーを見つけた人ではなく、話す時間を足した人です。
この助言の最も率直な言い方はこうです。「外国語で話さざるを得ない状況に置かれたら、どのアプリよりも効いた」。以下の計画は、その圧力を意図的に作り出す試みにすぎません。
VocaFlareはこの基準に合わせて作りました。アプリが最初に求めるのはタップではなく声です。講師は待っていて、こちらが答えるまで画面は動きません。見せる数字を連続日数ではなく話した分数にしているのも同じ理由です。

最初からやり直さずにDuolingoを置き換える
新しいアプリは必要ありません。埋めるべき枠が三つあり、多くの人は一つ目しか埋めていないだけです。
一つ目の枠、語彙。 AnkiかMemriseを毎日同じ時間に10分。手作りではなく共有デッキで。
二つ目の枠、インプット。 どうせ見るものを学習言語で、字幕も日本語ではなく学習言語で。20分。
三つ目の枠、話すこと。 Duolingoが一度も埋めなかったのがこの枠です。講師とのレッスン、言語交換の相手、または台本をなぞらせるのではなく好きな話題で話させてくれるAI会話アプリ。VocaFlareはこの枠のためにあります。講師を選び、自分から話題を出し、訂正の強さを決めて、十五分をひたすら話すことに使います。人と話したい日は練習ルームに移り、話題が浮かばない日はロールプレイのシナリオを選びます。Duolingoとの一行ずつの比較はこちらです。
三つ目の枠の15分は、一つ目の枠の1時間より効きます。1日に合計20分しかないなら、12分を話すことに使ってください。
組み直す前に、実際的な注意を一つ。まず自分の実際のCEFRレベルを確かめてください。2年間の連続記録のあとで行き詰まりを感じている人の半分は、失敗したB1ではなく、一度も話したことのない立派なA2だと気づきます。

よくある質問
Duolingoだけで流暢になれますか。
単体では無理ですし、会社もそこまでは主張していません。語彙と習慣のためのツールです。流暢さには、時間の圧力の中で言葉を作り出すことと、あなたが実際に言った内容へ反応する相手や仕組みが必要です。
完全に無料の代替はありますか。
パソコンとAndroidのAnki、Lingonaut、そして言語交換の相手を組み合わせれば費用はゼロです。その代わり、設定の手間と不揃いな学習順序を引き受けることになります。
話す枠を無料で埋める方法はありますか。
あります。VocaFlareの基本機能はサブスクリプションを必要としません。AI講師との会話練習、単語帳、レベルチェックはすべて無料プランに入っています。
DuolingoにもAI会話があるのに、なぜVocaFlareなのですか。
DuolingoのAIビデオ通話はMaxプランの中にあり、対応は七言語ほどで、会話の多くは台本に沿って進みます。VocaFlareは自由会話を無料プランに置き、50以上の言語で使えて、話題はこちらが決めます。価格と機能の一覧は比較ページにあります。
移行中も連続記録は続けるべきですか。
2分で終わり、気分が本当に上がるなら続けてください。数字を守るためだけに既知のレッスンをタップしていると気づいた瞬間にやめてください。数字は実力ではありません。
どれくらいで会話できるようになりますか。
本物のA2から毎日話す練習を積めば、多くの人は2、3か月でぎこちなくても本物の10分の会話を持ちこたえます。話す練習がなければその瞬間は来ません。あの食事会の話が示しているのは、まさにそこです。
今週どこから始めるか
リストから語彙ツールを一つ選び、比較をそこで止めてください。そして今後3日以内に、自分が話さざるを得ない予定を一つ入れてください。こうした話を読んだ直後の熱が、まだ冷めていないうちに。
いちばん短いやり方はこうです。VocaFlareを開き、講師を選んで、今日十分だけ話してみてください。無料プランで足りますし、求められるのは文を自分で組み立てることだけです。
10年分の振り返りを書いている人たちは、アプリから遠ざけようとしているのではありません。学習の心地よい部分、ボタンを押せば何かが緑になる部分から遠ざけようとしているのです。伸びは、居心地の悪い側にあります。


